こんにちは。
毎月G-SHOCKを購入し、消費者目線で徹底的にレビューする男
Gレビューマンです。

今回はG-SHOCK随一のラグジュアリーモデル
MT-Gシリーズ
MTG-B1000B-1AJF
詳細レビューです!
MT-Gと言えば、2020年10月に火山雷を表現したレインボーモデルが発売され、
11月には新世代モデルのMTG-B2000が発売になるという、今まさに話題沸騰中のシリーズです。
出典:https://g-shock.jp/products/mt-g/mtg-b2000/
そのMT-Gシリーズの一角である
「MTG-B1000」
出典:https://g-shock.jp/products/mt-g/mtg-b1000/
ずっと「カッコいいなぁ」と思っていたのですが、Gレビューマンは手首周り15cmの細腕のため「自分には似合わないだろう」と避けていました。
しかし!
人生一度きり。後悔を残さないためにも意を決して購入することにしました!
実際に使って分かったこのモデルの凄さは
- 同価格帯(7万円台)では最高レベルの高級感
- 細腕でもバッチリの絶妙なサイズ感
これに尽きますね。
特段のデメリットは無いと感じていますが、強いて言えば
装着感は可もなく不可もなく
という点ですかね。
もうとにかく、
「買ってよかった」
心の底からそう思えるモデルです。
自信を持ってオススメします!
今回も、たくさんの写真とともに詳しく説明していますので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
では、早速いってみましょう!
同価格帯で最高レベルの高級感

パッと見ただけで
「あ、高そうな時計だ」
ということが分かります。
オーラが凄いです。
堅牢で力強いイメージと、スマートな印象が共存していますね。

ベゼルの鈍い輝きと、立体感のある文字盤が「特別なG-SHOCK」であることを感じさせてくれます。
この高級感が7万円台で手に入るというのは、正直驚きました。
SEIKO、CITIZENで同価格帯の人気モデルとしては、例えばこれらのモデルがありますが、
・SAGA233
・AT8040-57E
この価格帯における高級感の演出はG-SHOCKが頭一つ抜けている気がします。
SEIKO・CITIZENにとってこの価格帯は決して「高級」ではないですが、3万円前後が主戦場のG-SHOCKのなかでは紛うことなき「高級ライン」になりますからね。
強い意図を持って高級感を演出しているのでしょう。

その高級感に大きく貢献しているのが、このベゼル。
ブラックIP(イオンプレーティング)処理が耐摩耗性を向上するとともに、見た目のラグジュアリー感にも繋がっています。
そしてなんと、エッジ部分のポリッシュ加工は「ざらつ研磨」なんですね。
出典:https://g-shock.jp/products/mt-g/mtg-b1000/
上質の メタル仕上げ
ザラツ研磨で、メタルパーツの斜面に平滑度の高いミラー面を創出。さらに、ヘアライン加工、ナーリング加工(りゅうず)、ホーニング加工(ビス穴)など、細部まで職人の手による仕上げを徹底。
コストが掛かっています。

ベゼルは4本のビスで固定されています。
なお、公式Webサイトでは
外装を構成するメタルパーツの各エッジにはミラーポリッシュを、各面にはヘアライン加工を施し、時計の本質である仕上げの美しさを追求しています。
出典:https://products.g-shock.jp/_detail/MTG-B1000B-1A/
と説明されています。
非常に美しく処理されていますね。

ケースサイドの造形も美しい。
ベゼルパーツと裏蓋に挟まれている樹脂ケースの材質には「カーボンファイバー強化樹脂」が使われており、軽量化に貢献しています。

溢れ出るガンダム感!
ウレタンと金属を繋ぐ赤いパーツが動力パイプのように見えるのは私だけでしょうか笑
G-SHOCKは、こういう細かいところのデザインが面白いんですよね!

風防のスペックは
- カーブサファイアガラス
- 内面無反射コーティング
となっており、斜めから覗くと文字盤や針が歪んで見えます。
もはや高級機ではお馴染みですね。

ボタンはあまりG-SHOCKらしくないというか、機械式時計のクロノグラフのようなデザインです。
このボタンのデザインも、時計全体のスタイリッシュな印象に繋がっていますよね。
上品な赤がデザインを引き締める

続いては文字盤です!




※右上の「P | A」はP(午後)、A(午前)を表しています。

差し色の赤が、渋い…
燃え上がるような明るい赤ではなく、深みのある大人な赤。
スマートで引き締まった印象を与えてくれます。
なお、インダイヤルやインデックスについては下記のとおり説明されています。
カシオ山形工場の微細な加工技術によるインデックスやインダイアルに施された繊細な彫刻が、更に質感を高めています。
出典:https://products.g-shock.jp/_detail/MTG-B1000B-1A/
そこで、実際にG-STEEL(MT-Gよりも廉価なシリーズ)と比較してみました。


正直なところ、素人目には加工技術の違いは分かりませんでした…
CASIOさんごめんなさい…笑
ただし、文字盤全体の質感には大きな違いがあります。
どう表現したら良いのでしょう。。。
MT-Gのほうが「深み」というか「奥行き」が感じられませんか?
この奥行きが、冒頭で表現した「オーラ」として感じられるのだと思います。
あ〜、買ってよかった😎
そして、モード切替時の針の動きはこんな感じです。
唆りますね〜!
特に6時側のメーターの動きが本当にかわいい。
ちなみに、バッテリー残量は左下のボタンを長押しすることで表示できます。(9時側のメーター)
秒針のズレなし

秒針は真っ直ぐにインデックスを指していて、ズレはありません。
なお、Gレビューマンがこれまで購入したアナログG-SHOCKはすべて秒針のズレがありませんでした!
なので、私はAmazonや楽天市場でも安心してG-SHOCKを購入しています。
バンド部分のメタルパーツにも高級感

バンドは「ソフトウレタンバンド」が採用されています。
感触は柔らかめですが、バンド自体に厚みがあるため「芯のある柔らかさ」といった感じですね。


尾錠、遊環にもブラックIP(イオンプレーティング)が施されています。


このヘアライン仕上げ、
ウットリしますね…
装着感は可もなく不可もなく

ケースサイズは
縦×横×厚み:55.8×51.7×14.4mm
数字上はかなり大きく感じられますよね。
Gレビューマンは手首周り15cmの細腕なので「絶対に似合わないだろう」と思っていたのですが、

いかがでしょうか。
けっこういい感じのサイズですよね。
このブラックの色味がより小ぶりな印象にしてくれています。

長袖に合わせるとこんな感じ。
袖から出してもいい感じの存在感です!

ワイシャツでもバッチリ!
これならビジネスでも問題なく使えます。
重量は123g
機械式時計と比較すると標準的な重さです。
ただし、この時計はバンドがウレタン製のため、バンドと比べてケース本体の比重が大きいのです。
そのため、120g前後のメタルバンドの腕時計と比較すると、このG-SHOCKのほうが重く感じられるかも知れません。

装着感については、
可もなく不可もなく
という感じですね。
最初は重さが気になりましたが、2、3日したら慣れちゃいました。
不快感も特にありません。
充実のスペック
ここからは性能面を見ていきましょう。
実売 70,000円台の高級モデルですので、
- ショックレジスト(耐衝撃構造)
- マルチバンド6(標準電波受信)
- タフソーラー(ソーラー充電システム)
- スマートフォンリンク
- 各種ユーティリティ(ワールドタイム、ストップウォッチ、タイマー、アラーム)
- LEDライト
これらの機能はもちろん搭載されています。
そして、ここまでのレビューで触れた特長は下記の通り。
- ブラックIP(イオンプレーティング)加工
- ソフトウレタンバンド
- カーボンファイバー強化樹脂ケース
- 内面無反射コーティングのカーブサファイアガラス
さらに、耐衝撃構造については
- トリプルGレジスト(耐衝撃構造・耐遠心重力性能・耐振動構造)
が搭載されています。
出典:https://products.g-shock.jp/_detail/MTG-B1000B-1A/
トリプルGレジスト
さらなるタフの追求により、衝撃力、遠心力、振動の3つの重力加速度に耐えるタフネス構造を実現。

裏蓋にはトリプルGレジストの三角マークが刻まれていますね。
ここで、MT-Gの現行3シリーズ
- 当記事で紹介している「MTG-B1000」
- カーボン積層ベゼルの「MTG-B1000XB」
- 次世代MT-G「MTG-B2000」
これらの代表的なモデルのスペックを比較してみましょう。
モデル | MTG-B1000B-1AJF | MTG-B1000XB-1AJF | MTG-B2000B-1A2JF | |
![]() | ![]() | ![]() | ||
発売月 | 2018年6月 | 2019年10月 | 2020年11月 | |
定価 | ¥100,000 | ¥120,000 | ¥110,000 | |
サイズ(H×W×D) | 55.8×51.7×14.4mm | 55.8×51.7×14.4mm | 55.1×51×15.9mm | |
重量 | 123g | 112g | 127g | |
外装 | ベゼル材質 | メタル | カーボン | メタル |
ケース材質 | メタル / カーボン | メタル / カーボン | メタル / カーボン | |
ケース構造 | 新コアガード構造 | 新コアガード構造 | デュアルコアガード 構造 | |
イオンプレーティング (IP)処理 | ✔ | ✔ | ✔ | |
ソフトウレタンバンド | ✔ | ✔ | ✔ | |
風防(ガラス) | サファイアガラス (球面・曲面) | サファイアガラス (球面・曲面) | サファイアガラス (球面・曲面) | |
機能 | 時刻補正 | ・標準電波 ・モバイルリンク | ・標準電波 ・モバイルリンク | ・標準電波 ・モバイルリンク |
(トリプルGレジスト) 耐衝撃構造 耐振動構造 耐遠心重力性能 | ✔ | ✔ | ✔ | |
スマートフォンリンク | ✔ | ✔ | ✔ |
どれも日常生活で使うには申し分ない性能ですね。
もしもMT-Gの中で迷っている場合には、定価・性能ともに似通っているので、デザインで選べばOKでしょう!
Gレビューマンはこの「MTG-B1000」のデザインが一番好みです!
MTG-B1000B-1AJF まとめ
いかがでしたでしょうか。
レビュー結果のまとめはこちら!
MTG-B1000B-1AJF | |
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このモデルの特長 | |
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残念なポイント | |
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スコア | |
性能 | ★★★★★★★☆☆☆(7点) 充実しているが、それが推しではない |
コスパ | ★★★★★★★★☆☆(8点) 価格以上の高級感 |
装着感 | ★★★★★★☆☆☆☆(6点) 可もなく不可もなく |
高級感 | ★★★★★★★★★★(10点) 最高!!! |
汎用性 | ★★★★★★★★★☆(9点) オールラウンダー |
総合満足度 | |
★★★★★★★★★★(10点) 心の底から思います。「買ってよかった!」 |
Gレビューマンをとっても幸せな気持ちにしてくれた「MTG-B1000」ですが、
MT-Gの現行ラインナップの中では、最も古いシリーズになってしまいました。
まだ暫くは大丈夫だと思いますが、あと2〜3年後の2022〜23年頃には生産終了になってしまう可能性もあります。
現行3シリーズの中でも「MTG-B1000」のデザインが気に入った方、生産終了になる前にぜひ入手してくださいね😎
MTG-B1000B-1AJF
自信を持ってオススメします!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!!